ララランド戸塚第2 園長
沖田 奈朋美
26年間務めた公立の保育園を辞めて、一度保育から離れてみようと思ったんです。周囲からは公務員として安定した生活を捨てるなんてもったいない!と言われましたが、なんとなく辞め時を感じたんです。
ーそれは大きな決断ですね……なにか進路が決まっていたのですか?
その後の進路については、まったくのノープランで辞めました。辞めてからはただ楽しそうだなぁと思うことを自由に楽しんでいました。憧れていたカリブ海へのクルーズも実現しました(笑)
そんなあるときFacebookでお芝居を観に行くイベントを見つけて参加したのですが、そこでララランドの園長先生と出会ったんです。私も保育の人間でしたので、自然と仲良くなって、後日「実は新しい園が開くのだけど園長先生に応募してみない?」と誘われました。
ただ、そのときはお断りしました。園長先生というのは責任が大きく孤独な立場なので、不安のほうが大きかったことを覚えています。
その後しばらくして、前回とは別の園がオープンするということで再びオファーをいただき、ララランドの本部の方も混じえて話し合いました。
そのときの話し合いで、園長先生は独りで重責を負う仕事だという不安は解消されて、引き受けさせていただく運びになりました。